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「自分らしい最高のライフスタイルを自分で見つける。半端じゃない納得感。」
渡邊様/新宿区/30代(夫婦+息子1人)

築47年の中古マンションを購入・リノベーション

物件費用:4200万
リノベーション費用:1200万

図面
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きかっけは経済的な事情。築30〜40年のボロボロのところに住んでみたんだけど、なんかやたら居心地が良かった。
中古マンションのリノベーション写真1 中古マンションのリノベーション写真2 中古マンションのリノベーション写真3

渡邊様(施主、以下渡邊):もともと川崎の新築の賃貸に1人で住んでたんですけど、趣味とか生活の事情で新宿に住みたくて引っ越してきて、でもやっぱり家賃が高いじゃないですか、この辺って。だから経済的な事情で築30年とか40年とかのボロボロのとこに住んでみたんですけど、なんかやたら居心地が良かったんです、古いっていうところが。前に住んでいた新築のマンションよりも全然自分に合ってるなっていうのと、ちょっとした表情とかも楽しめるようになってきたりだとか、面白いっていうふうにどんどん思うようになった。

だから新築はもう論外っていう感じでした。何戸見に行っても全然ピンと来ない。中古マンションが好きだっていうマインドになってくると、ギラギラした感じがどうしても受け入れられなくなってくるというか。
友達んち遊びに行って、「わー、素敵」なんていうのはいいんですけど、ここに住むとなると、毎日ここを通るのかとか。感覚なんでこれは、いい悪いの世界じゃないと思うんですけど、自分とは合わないなという感じはしてましたけどね。

リノベーションはスマサガさんを見つけたときの直前までは全然意識していなかったですね。
いわゆるその辺で大手が売っているリノベーション物件みたいなやつの存在は知ってたんですけど、それは内装をデベロッパーがやり直しただけで、顧客の入る余地はなくて、あくまでも用意されたものっていう意味だと思ってたんで。スマサガさんがそういうのとはまた違う考え方なんだなっていうのはわかりましたけど。

スマサガ不動産以外も、2、3あたったりしましたね。たまにチラシ入ってたりするじゃないですか、ポストに。ちょっと見てみようとかっていって、それで見に行ったりしたことはありました。そこの営業さんから電話がかかってきて、この間のあれに近いのまた見つかりましたよとかって、よくある流れがあって、そういうのに呼ばれて何回か見に行って、ああ駄目だなとか。

リノベーションっていうよりかは、パッケージじゃないですか、中古も含めて。それをそのままの良さで売ろうとするんで、よくある「ここ、いい感じですよね」とかって、どうしようもないものをそのままおすすめするだけみたいな感じじゃないですか。だからどうしても白々しく聞こえたりする。

スマサガさんからメールが来るたんびにドキドキして…
もう週末遊びに行くような感覚でいました。
中古マンションのリノベーション写真4 中古マンションのリノベーション写真5

渡邊:最初びっくりしたのは、問い合わせをして、不動産みたいな業界だと営業がどぎついというか、それなりにスティッキー(べたべたと馴れ馴れしいみたいなニュアンス…)にやってくるイメージがあった。ところが、スマサガは、割とニュートラルに、ゆるく…「どんな感じが好きなんですか?」っていう、すごく手づくり感あふれる対応だった感じがして。マニュアルがあってやってるっていう感じよりかは、親身になってくれてる感じだったことお客さんのうちの1人っていうよりかは、俺っていう人に向き合ってくれているみたいな、そういう感覚ただ単に物件の概要が書いてあって、じゃあ来週見に行きましょうみたいな、見に行くための調整メールっていう感じじゃなくて、物件の概要が写真とメモで。あれに感動して、すごいと思って。すごい手間かけてるし、いきなりこんな一見さんかもしれない、ひやかしかもしれない問い合わせにガンッて答えてくるっていうパワーのかけ方がすごいと思って。

メールが来るたんびにドキドキして、どんな物件なんだろうとか、ただの物件情報じゃなくて、こんな写真で、しかも感想が入ってるじゃないですか。客観的な情報だけじゃなくて、こう思いますとか、こういうふうにしたら面白いんじゃないかとか、そういう感想まで入っているから、これは面白いっていう感じで、ちょっといろいろこの人たちと行動を共にして、いろんなことを知りたいなっていうふうに思わせるような感じでしたね。だからもう週末遊びに行くような感覚でいました。

スマサガ城戸(以下城戸):それはうれしいですね。

渡邊:俺らも面白がってたんですけど、城戸さんとか久保田さんも興奮して、「これだ、うおー」とか、こうなってるああなってるとか、一緒になって興奮している感じで、売り込まれているっていうよりかは、一緒に見に来たっていう感じで面白いなとは思いましたけどね。

城戸:自分がリノベーションしたら楽しいだろうなっていうところをお客さんに紹介したいじゃないですか。ただそれだけなんですけどね。

渡邊:ボロボロの物件を見つけて、入った瞬間にいろいろ妄想しだす、そういうのをやる世界ってあるんだって、衝撃とか面白さもありましたね。いろいろ話聞いてみたいと思うし、その人たちが持ってくる情報を、興味深いので見てみたいとかっていう思いになりましたね。

「全て自分で選択して責任を負う」
その発想がすごくユーザーサイドとして本来やるべきことなんだろうなっていうのを感じました。
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渡邊:スマサガさんって普通のところと全然違って、不動産と設計と両方兼ねているじゃないですか。物件を見に行くときに、不動産の専門家だけじゃなくて建築の専門家までついてきて、その場でバンバン言うっていう。今考えると本来そうあるべきって感じなんですよね。

城戸:本来、住むっていうものを買うのと、元ネタを見つけるのと、それを再構築することを両方考えないといけないんですけど、日本はそれが業界的に分かれているので、多分そこは面倒くささがいっぱいつきまとってて…。消費者が苦労して負担を負ってまとめていかなきゃいけないか、もしくはリノベーション業者みたいなのにマージンを払って買わなきゃいけないか、っていう状態しかないんだろうなと思う

渡邊:その辺の商品化されつつあるリノベーションの流れと、スマサガ不動産との違いは、やっぱDIY感じゃないですかね。自分がどんだけ負うかっていうことと、どれぐらい消費者側に参加させるか、プロ側で仕立てるかっていうそのバランスの比重が違うんだと思う。

丸ごと任せて、最高っていう人もいれば、自分が入っていって、自分でできたんで最高っていう人もいると思う。俺は自分でやったほうが楽しかったし、良かったと思ってます。
全部パーツの、小っちゃいパーツまで含めて全部コストが、最終的にはスケルトン(透明)になるじゃないですか。そこにさらに調整をかけていける。予算がないっていう状況も含めて自分で選択して責任を負うっていう、その発想が多分すごくユーザーサイドとしては本来やるべきことなんだろうなっていうのはすごい感じましたね。大変でしたけど。
お互い辛かったですけど、実は自分の知らないとこで知らないようになってたっていうよりかは、ちゃんと自分が選んでるっていうそういう感覚を持てたっていうのは良かったなと思います。

何から何まで自分で選ぶ、その納得感が半端じゃない。
多分それはデベロッパーがやっているリノベーションでは味わえないと思います。
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渡邊:まず、過程がめちゃめちゃ楽しかったですよね。 多分それはデベロッパーがやっているリノベーションでは味わえないことなんだと思います。 何から何まで自分で選ぶんで、選ぶ過程も楽しいんですけど、納得感が半端じゃないですね。
相談しながらつくるんですけど、誰かが提案してきたものを「はい」「いいね」って言ってるわけじゃないんで。この蛇口から、こういう仕上げ方から、何から何まで全部自分で決めたっていうのは、すごく大きな体験だったと思いますね。

城戸:その中で、今回のこの家のコンセプトである「陰陽師プラン(光と影の交差)」。ある種奇抜なこのアイデアが出てきたときはどういう気持ちでした?

渡邊:思い入れを城戸さんもめちゃめちゃ持ってくれて、今回のプロジェクトに関しては、ただならぬ思い入れでやってて、普通のように終わらせるつもりはないんだろうなというのはわかってたんで、それなりのものにはなるってことは確信してたんですけど、最初はびっくりしましたね、とにかくね。

あのときも面白いシチュエーションで、城戸さん当時すごく忙しくて、ぐったり疲れてうちに現れて。もう試合後のボクサーみたいな感じで(笑)。それでもう真っ白な紙と鉛筆出して、こうやって無言みたいな感じで、沈黙、俺もうーんっていう感じで5分ぐらいペンが空を切っていて。

インタビュアー松井(以下松井):それ、恐山のイタコを(笑)。それを召喚して、ラフプランを書くみたいな。

渡邊: もう明らかにその場でなんかひねり出す感じでしたよね。それで5分ぐらいしたら、ハッていう感じで、こんなっていってバーッて、この最初のラインを引いたんですよね。黄金率(設計コンセプト)の。このラインをパッと引いたときに、そこからもうすごく、パパパパッパパパパパパッて、こうだこうだ、ああだこうだとかって、すごいつながって、どんどん生気がみなぎってきて、ガーッて。帰るころには絶好調になってましたよね。

ようは用意して臨んでもいいことにはならないっていうふうに多分思ってて、その場で一緒につくるんだっていう思いで来られたんだと思うんですけど。

松井:アドリブの名利(注:音楽用語)で。

本当に自分のために価値のある住まいを手に入れるためには、それなりの責任感も必要になる。
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渡邊:最初、黄金率(設計コンセプト)がパッと出来て、じゃあ、そこからはテレビドラマみたいにパンパン上り調子でいけると思ったら、そこから何度も煮詰まって、どうしたいいんだってわからなくなったじゃないですか。
で、やっぱり基本に立ち返って、何が一番大事だったんだっけとか、いろいろ整理しだすと、じゃあこれを切り捨ててもOKとか、これは残しておくべきとかっていう、そういうのを再構成ができて、そうするとやっぱり最初に引いたラインって、すごく意味があったんだっていうのもまたわかって、そこからまたちゃんと積み上げられていったって感じですね。

それだけ丁寧にやって時間もかけて、物件探しから設計から時間をかけてやるんで、賃貸で住んでいる身としては、不動産を取得してから実際に転居するまでのリードタイムがめちゃめちゃ長いんです。

俺は多分長いほうなんだと思うんですけど、1年以上家賃とローンの二重払いっていうのをやり続けてて、その分の家賃っていうのは、住むべき家は持ってるんだけども住めないから払わなきゃいけないっていう状態がある。

城戸:それは、これだけの価値がある物件を取得する計画なのだから、これだけの時間とコストの投資は必要という、ある種「投資」の視点でもあるから、一般の人には非常にわかりにくい概念の話です(だから、普通の不動産業者は、お手軽ですよとか、今時点の手出しのコストがこれだけ低いですよ、という表面に見えやすい点だけをアピールして物件を売っていたりすることが多い)
そこをちゃんと不動産を取得するときにしっかり計算してお互いに理解しあってやらないとできないですね。それを理解しないと、リノベーションは成立しないですからね。(それを計算に入れても、なお、そのコストを遙かに超える価値のあるモノをプロデュース出来るのがリノベーションのメリットでもあるので)

渡邊:これは楽しみとして捉えることもできると思うんですけど、やっぱりいろいろトラブルが起こりますね。 いろんな事情で、古い物件って必ず全然自分が想像していたことと違うことが起こったりする。それにすごく戸惑います。
デベロッパーとかが仕立て上げる、いわゆるリノベーションは、そこを悪くなくて、いい意味で隠蔽してる。ユーザーに意識させちゃいけないって、多分デベロッパー側がカバーして出してる。 ただ10年後とかにすぐ壊れちゃうような、少なくとも過程では見せないっていう隠蔽の仕方。

だけどここは、いわゆる本当のリノベーションだと、自分が全部関わってやるし、制作の過程も全部あけすけに見せてもらえるから、どんなことが起こってどんなトラブルがあってって全部自分も知ることになるし、包み隠さず教えてもらえる。

自分も責任取って対応しなきゃいけないっていう状態にも陥るんで、デメリットっていうよりかはやって当然の覚悟なんですけど、最初想像してなかった人とかからすると、ことの大きさによってはくじけちゃう人がいてもおかしくないなっていうのは思います。予算的だったり体力的だったり、あとそこの人付き合いだったり。このやり方を取るんであれば、そういうのがあるっていうのを、デメリットっていうよりかはちゃんと最初から留意しておかなきゃいけないこととして、持っておく必要があると思いますね。
それに対してどういった時間を使うとか、どういった予算を使うっていうのも自分の責任になるっていうことですよね。

世の中には専門家の手を借りながら自分の力で中古マンションをリノベーションする文化を必要としている人がもっといるはず。
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渡邊:この部屋も住み始めて、完成はしてるんですけど、家具買ったりだとか照明をまた追加でくっつけたりだとか、色を塗り直したりだとかっていう、そういう住みながらつくっていく楽しさも残してある物件だと思っているんですね。

住み始めて、引き渡し、納品終わりじゃなくて、ずっとライフスタイル全般に付き合いができたらなっていうことをすごく思ってて、それがちゃんとひいてはR design(スマサガ不動産)さんのお仕事にもちゃんとつながっていくっていうふうな流れがつくられれば、うれしいなって思います。

あと中古マンションのリノベーションが向いている人と向いていない人がやっぱりいると思うんですよね。でも、その向いている人たち、自分しか知らない最高の内容だっていうのを見つけるっていう、そういう作業が好きな人って潜在的にむちゃくちゃいっぱいいると思うから、その潜在層をどんどん掘り起こして欲しいなっていうのはすごく思ってて。
そういうのがどんどん増えていけば、本来あるべき姿みたいなものが業界の中にだんだん出てくるし。それに、面白いやつが増えるんじゃないかなと思うんですよね。

城戸:いいですね。面白いやつが増える。

渡邊:そういうのが友達だと楽しいじゃないですか。はやりものばっか追っかけているやつよりも、自分なりにセンスいいもん見つけてきて、自慢してくるほうが、面白い、こいつって思うじゃないですか。そういうやつらがいっぱい増えたら面白いなと思いますね。

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